浮き彫りになった日本の「現状」とこれからの「未来」

緊急事態宣言解除後の週末は
やはり人の動きが多くなりましたね。

 

ですが、飲食店やあらゆる施設では
三密を避けるために
座席数や人数制限を設けなくてはならず

 

これまでより、
半数程の人数しか売上げが見込めない
というところも多いのではないでしょうか。

 

一時的に、
給付金や融資で賄えたとしても、
これから暫くは厳しい状況が続くと思います。

 

コロナが全てを変えてしまったと
思う方も多いと思いますが、

 

実は、今回のコロナ騒動がなくても、
この傾向を避けられない状況に
既に日本は突入していたんですね。

 

これはどういうことかというと、

 

日本の人口が減少傾向にあることは
誰もが知っていることです。

 

国連の人口予測では、
2070年までに日本の人口は
約29%減少すると言われています。

 

つまり、これからの日本は
人口減少に比例して、
どんどん物の消費が落ちていく
ということです。

 

そして、高齢化社会が進み
給料や売上は減少していくのに対して
税金や物の値段は上がっていく、

 

「収入は減るのに、支出は増える」
この現象は既に起こっているんですね。

 

ただ、はっきりとした形となって
見えにくかった為に
気づいていない人も多かったと思いますが、

 

コロナは、はっきりとこの問題を
浮き彫りにしてしまいました。

 

今回のことがなかったとしても、
緩やかに人々の需要は減っていく
という状況に変化していっているのです。

 

一方で、
世界規模で人口の増減を見た場合、
2070年までに世界の人口は
約35%増加すると言われています。

 

コロナによって、
多少の誤差は出てくると思いますが、
それでも、増加するのは間違いありません。

 

それに伴って、
食糧、衣類、住居、インフラ、
娯楽、教育など

 

様々な物が世界では必要とされ、
まだまだ需要は伸び続けています。

 

世界に目を向ければ
まだまだチャンスがいっぱい
転がっているということです。

 

戦後の日本人口は約7200万人。
そこから2010年までに1億2000万人へ
増えたことによって

 

日本は世界に進出しなくても
国内だけで十分お金が動いていました。

 

では今からはどうでしょうか。

 

どんどん日本は人も需要も減っていく中で
世界はもっともっと
人口も需要も増やしていきます。

 

そこに視点を当てて考えてみると
色んな可能性を感じられませんか。