数年で4倍の規模が見込まれる東南アジアの市場とは

高橋ゆづきです。

これまでに何度か東南アジアでは、
「タイムマシーンビジネス」を行えばいい!

なぜなら私たち日本人は、
国の経済発展を自らの目で見て見てきたからです。

とお伝えしてきました。

とても早いスピードで発展している東南アジアですが、
基本的にこの考え方は今でも変りません。

しかし、
唯一経済発展の順番と異なる分野があります。

それがインターネットです。

カンボジアやベトナムといった国々でも、
スマホやPCを持っている方を多く目にしてきました。

そんな東南アジアのインターネット経済で、
2025年には現在の約4倍の水準で域内ネット経済全体の
牽引役を果たすと言われている市場があるんです。

その市場とは、
電子商取引(EC)です。

米IT大手Googleなどが発表した
東南アジアのインターネット経済に関する報告書によると、

インターネット経済の規模を、EC、オンライン旅行、
配車サービス、オンラインメディアの4分野の流通総額(GMV)と
定義されている中で、

市場規模が2025年に1,530億米ドル
(約16兆3,000億円)に達するとの予測されています。

4分野のうち最も成長著しいのがECとされており、
15年時点のECの市場規模は50億米ドルで、

オンライン旅行の190億米ドルを下回っていたのですが、
19年にはECが380億米ドルとなり、

オンライン旅行の340億米ドルを上回る見込みで
25年にはオンライン旅行の2倍近い水準に達する見通しであると
発表さているんです。

 

 

ECの利用が急激に拡大している背景には、
販売者側が常に各種プロモーションを展開しているほか、
物流網の整備で即日配達などの利便性が向上し、
消費者の行動が変化しているようで、

東南アジア圏でも、
日本のように気軽にネットで買い物が出来る
環境が整いつつあることが見受けられます。

以前はECを通じて売買されるものといえば、
大型家電などが中心だったのですが、

最近は生鮮食品や日用品などを購入する利用者が増加しており、
注文件数も大きく拡大しているようです。

現在日本国内で物販や貿易業をされている方は、
これから益々需要が求められるアジアに視野を広げると
チャンスがあるかも知れません。