サラリーマン安泰説の崩壊と日本の現状

こんにちは
田中宏昌です。

日本経済の流れを考えても、
この2019年は本当に勝負でしょう。

私はサラリーマン時代に、
変化に気づき、
今でこそ自分の人生を
自由に決められるようになってきましたが、
これに気づかないのは非常に危険です。

私がもともと勤めていたのは、
信用金庫であり、
周りからは安定した花形な職種だと
思われていました。

確かにひと昔前はそうだったでしょう。

しかし、
今は状況が全く違います。

日本の金融機関の貸出利息は、
先進国の中でも断トツで低いです。

これは裏を返せば、
貸出をする金融機関の収入が減るので、
会社は経費を削減しなくてはいけません。

そこで対象になるのは、
やはり人件費です。

私の信用金庫でも、

・営業人数の圧縮
・残業時間の削減
・ボーナスの削減

と大幅な施策が打たれることになりました。

私の所属していた支店でも、
5人の営業が2人に減らされ、
仕事量は増えたにも関わらず

『残業はするな!』
という上からのお達しがある訳です。

久々に当時の給与通帳を見ましたが、
なんと最後の方は手取りが17万円でした。

『長く勤めれば、給与が上がるのではないか』

という淡い期待もありましたが、
私の5つ上の先輩であっても、
手取りは数万円しか変わらず、

支店長にボーナスを聞けば、
20年前の役職すら付いていない時の
2/3にも満たないという衝撃の事実を知りました。

こんな状況ですから、
ドンドンと退職していき、
わずか1年足らずでなんと100人以上が
退職するという異常事態になりました。

これがまた面白いのですが、
その選択をした方は皆優秀な方ばかりで、
現状に気づいた人間から辞めていったのです。

今後日本では、
休暇を増やして残業を減らすぞ!!
の様な施策が打たれていきますが、

これでは給与が減ってしまい、時間が余るので、
その時間を娯楽に使う人の生活水準は下がるだけです。

今後の日本では、
余った時間をいかに収益を生む行動をするかで、
将来他の人との大きな差が開きます。

これを読んでいるあなたは、
絶対にこの先を見据えた行動をして欲しいと思います。